2024/2/15
最近、自分の身の回りを片付けるということを意識しているが、どうにも片付かない。
作品の保管に使っている6畳間はほとんど作品やら資材で埋まっていて、どう工夫したらすっきりするのかわからない…これ以上増えたら困ると考えてしまうと大作を描くことを躊躇してしまう。毎年少しずつ古い作品を処分はしているが、そもそも木枠はまた使うから、物理的に減るという感覚はあまりない。
自分が死んだら作品はどうすべきか、そんなことも記載しておく必要がある。残された者に負担がなるべくないほうがいい。有名な作家でもない限り行政などへの寄贈なんてできない。とりあえずそういった場合の準備も進めている。
そんな自分にとって生きる意味の最たる画家人生。しかし自分の制作のスローペースからくる自己嫌悪が酷く、だったら描けばいいのだが様々な言い訳が降り注いでどうにも進まない。
『描かないマンガ家』という漫画を1巻だけ読んだことはあるが、主人公は様々な言い訳をして漫画を描かない。自分もそうだと思いつつ、『描かないマンガ家』を題材にしたえりちん先生はそれを7巻まで描いているというのだから安心していられない。
もしかしたら作品の置き場所に困っているというのも描かない言い訳なのだろうか。自分がわからない。
Comments