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絵の聖地巡り

2023/3/19



3月上旬に、久しぶりに関西に行く予定があった。そのついでに兵庫県の西宮市に引越した友人に連絡を取り、僕が昔住んでいた町を一緒に巡った。


住んでいたのは2005年から2年弱ほどだったと記憶している。高級住宅街の中にたまたま安くて古いマンション賃貸が見つかりそこを住居兼スタジオにしていた。


駅からマンションまでの道中は豪邸だらけで、どんな人が住んでいるかもよくわからない。改めて歩くと、やはり不思議な感覚のする町である。そのルートは人通りもほとんどなく、人とすれ違ったとしてもなんとなく表情がはっきりとしなくて、人物像が見えてこない。 当時はお金も無く、町での外食もせずひっそりと暮らしていた。関わり合えない町との妙な距離感に、孤独感がすごかったという記憶がある。


その頃によく夜中の散歩(徘徊に近い)をして、そのうちに家々が自分を見ているという感覚に陥り、家をモチーフに絵を描き始めた。


今回約18年ぶりに町を歩いて、モデルになった家を探した。場所を忘れたり建て替えられたところもあったが、象徴的な家は当時と何も変わらずそこにあった。妙な静けさが当時を想起させて、感傷的な気持ちになった。


何も関われなかった町で、今回は友人と歩き、昼食を食べ、珈琲屋に行き、居酒屋で昼飲みをして、ワインバーも行った。友達と相当なお金さえあればこの町にもう一度住んでみたいなという気持ちも湧いてきた。



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